-弁護士紹介-
塩沢 忠和(しおざわ ただかず)
- 【メッセージ】
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私の生まれは日本国憲法施行の年,1946年(昭和21年)。
父は焼津出身の日本帝国海軍下士官(志願兵),母は海軍横須賀基地兵士の下宿屋の娘であった。
私の人生は,日本国憲法の歴史と完全に重なる。
2歳の時に父の実家焼津に移転,“戦争を知らない子ども達”の第一世代として,「平和と民主主義」教育の影響をまともに受け,東北大学法学部での自治会活動(学生運動)に関わる中で弁護士を志し,なんとか在学中(とは言え大学6年)に司法試験をパスした。
仙台での大学時代に知った弁護士の中で,私が最も尊敬していた弁護士から,弁護士過疎地の秋田行きを勧められ,「この先生の勧めに従えば間違いない」と信じて秋田合同法律事務所に入所。
多くの労働事件に関わり,2件の無罪事件を克ち取り,公選法の戸別訪問・文書活動禁止違憲訴訟等に全力で取り組んだ。
そんなわけで,秋田での弁護士活動を選択したことは決して間違いではなかったものの,秋田と静岡との気候・風土の違いは大きく,秋田に行く前の修習生時代に掛川出身の妻と結婚していたこともあって,14年後の1988年(昭63)に浜松へ。
中学(付中),高校(静高)が静岡で,焼津には幼なじみがけっこういて,弁護士の登録替えを静岡にするか浜松にするか悩み,当時静岡合同法律事務所で活躍されていた白井弁護士に相談したところ,私の「労働事件をやりたい」との希望を聞いた白井弁護士は,きっぱりと「それなら浜松の方がよい」とのこと。これは実に正しい助言であった。
その後は,ご挨拶‐当事務所の歴史と現状‐の経過を経て,現在は7名の弁護士(仲間)の共同事務所に。
しかし,今や私は77歳を過ぎ,視力,聴力,記憶力,気力,体力の衰えは歴然としている。
その身のほどを充分自覚しつつ,社会的弱者の立場に立っての「基本的人権の擁護と社会正義の実現」(弁護士法第1条)という任務を全うするとともに,日本国憲法改悪阻止のため,憲法第12条が定める「国民の不断の努力による保持義務」を果たしたいと思う。 - 【略歴】
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1946(昭21)年生
1965(昭40)年
1971(昭46)年
1972(昭47)年
1974(昭49)年
1988(昭63)年静岡県焼津市出身
静岡県立静岡高等学校 卒業
司法試験合格(26期)
東北大学 卒業
弁護士登録、秋田市にて
静岡県弁護士会浜松支部へ登録替え - 【役職・活動】
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1983(昭58)年
2001(平13)年
現在秋田県弁護士会 副会長
静岡県弁護士会 会長
自由法曹団 静岡県支部長
静岡県労働・過労死弁護団 代表
浜松憲法九条の会 呼びかけ人 - 【これまでに扱った主な事件】
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- ヤマハ・テストドライバー労災自殺事件
- アクトシティ建設差止住民訴訟
- かわなゴルフ場建設差止訴訟(農業汚染)
- 農業用施設用地への宅地並み課税取消訴訟(三方原開拓農民が原告)
- カワイ楽器中郡工場閉鎖事件
- 中部電力思想差別事件
- 浜松市職員組合役員昇任差別事件
- 頸肩腕労災給付打ち切り処分取消訴訟
- 養護学級教師過労自殺公務災害事件
- 静岡空港事件
- スズキ思想・賃金差別事件
- 浜松基地自衛官パワハラ自殺事件
- 新採女性教師過労自殺公務災害事件
- 丸八真綿会社分割リストラ事件
- 消防士アスベスト公務災害事件
- 海上自衛隊護衛艦「たちかぜ」裁判
- 浜松市内私立高等学校職員雇い止め撤回事件
- 浜松市立曳馬中学校いじめ自殺事件
- 中東遠総合医療センター時間外手当不払事件
- 航空自衛隊浜松基地非常勤隊員セクハラ事件
- 医師、自衛官、電気技術者、民間会社管理職等の過労死、過労自殺事件
- 郵便局、ゆうちょ銀行制服更衣時間の賃金請求事件
- 【現在進行中の主な事件】
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- 浜岡原発永久停止訴訟(中部電力株式会社と国を被告として)
- スズキ㈱違法補助金返還請求浜松住民訴訟
- 静岡県リニア工事差止訴訟(但し,末席弁護団員)
小笠原 里夏(おがさわら りか)
- 【メッセージ】
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依頼者の方が抱えるトラブルを根本的に解決できるよう,的確な法的サポートを提供することを心がけています。
幼少の頃より、弱い者いじめや不合理なことに強い嫌悪感を覚えるタイプでした。この気質が弁護士になりたいという気持ちにつながったと思います。
私の信条を表すのにぴったりな憲法の条文があります。
憲法第13条「すべて国民は、個人として尊重される。」
日本国憲法の中で一番好きな条文です。憲法は、国家権力に向けられたルールですが、全ての人が個人として尊重されるというのは私たちが円滑な社会生活を送る上での規範としても、素晴らしいものだと思います。
依頼者のみなさんからお受けする相談には、同じ内容のものはどれ一つとしてありません。同じ種類のトラブルであっても、依頼者のみなさんの個性と同じように、それぞれに特長があり、依頼者の方の個性に合った解決方法があります。
自分の能力をフルに使ってその解決方法に辿り着き、トラブルを解決できた時には大きな達成感を覚えます。また、そのプロセスを依頼者の方と一緒に辿る過程も大変興味深いものです。特に、環境や相手の言動に振り回されていた依頼者の方が、ご自分のイニシアティブを回復して、ご自分が主人公になられる瞬間に立ち会えた時には、無上の喜びを覚えます。
一度受けた損失は、完全には回復できません。ですが、可能な限り損失を取り戻し、その過程や結果に、依頼者の方が積極的な意義を見出してくださることを自分の仕事の成功と位置付けています。
プライベートでは一児の母でもあります。また、上質な音楽を定期的に聴くことによってエネルギーを充てんし、心身ともに健康を保つようにしています。音楽を楽しむ時間を確保することも、常に能力をフル稼働させ、健全な判断ができるようにするための仕事の一つとして位置付けています。 - 【略歴】
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1998(平10)年
2004(平16)年
同年静岡県磐田市出身
一橋大学法学部 卒業
弁護士登録
はままつ共同法律事務所 入所 - 【役職・活動】
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- 2019(令和1)年 静岡県弁護士会浜松支部 幹事長
- 自由法曹団静岡県支部 事務局長
- 静岡県弁護士九条の会 会員
- 【関与した主な事件】
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- スズキ思想差別・賃金差別事件
- 養護学級教師過労自殺事件
- 新採女性教師過労自殺公務災害事件
- リッチランド損害賠償請求事件
- 丸八真綿会社分割リストラ事件
- 【現在進行中の主な事件】
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- 浜松市補助金返還請求住民訴訟(スズキ㈱への43億円の補助金交付)
平野 晶規(ひらの あきのり)
- 【メッセージ】
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私は,浜松市で生まれ,竜禅寺小学校,南部中学校,浜松北高校と18歳まで浜松で過ごしました。
大学卒業後,東京で塾講師をしておりましたが,弁護士になるという志を捨てきれず,紆余曲折を経て,2011年,ここ地元浜松において,ようやくスタートラインに立つことができました。
目標は,日々市民の暮らしを支えておられる町医者の先生方のように,市民の皆様のお役に立てる弁護士になることです。
趣味と言えるものは特にありませんが,高校時代まで陸上をやっていたこともあり,身体を動かすことが好きです。今のささやかな目標は,バブル時代にかじったテニス・スキー等を再開し,ジムにも通って昔の体型に戻ることです。
もう一つ好きなものとして,恥ずかしながら,未だに漫画をよく読んでいます。結婚後も妻に隠れて読んでいます。自分の場合,人生に必要なことのほとんどを漫画から学びましたので,妻から何と言われようと止めるつもりはありません。
法曹を志した初心を忘れず,今後も愚直に日々精進して参ります。 - 【略歴】
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1968(昭43)年生
1987(昭62)年
1992(平04)年
1995(平07)年
2008(平20)年
2011(平23)年
同年浜松市出身
静岡県立浜松北高等学校 卒業
早稲田大学法学部 卒業
個別指導塾にて専任講師として勤務
上智大学法科大学院 修了
弁護士登録
はままつ共同法律事務所 入所 - 【役職・活動】
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- 静岡県弁護士会 子どもの権利委員会所属
- 静岡県弁護士会 刑事弁護センター所属
- 静岡県弁護士会 スクールロイヤーPT所属
- 浜岡原発・浜松支部訴訟弁護団
岡本 英次(おかもと えいじ)
- 【メッセージ】
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私は,2009年に弁護士登録をしてからこれまで,民事・家事事件や刑事事件(少年事件),民事介入暴力対策事件等に積極的に関わってきました。
私は,個々の事件や個々の依頼者と真摯に向き合うことを大切にしたいと考えています。今後もこのような気持ちを忘れることなく,社会正義の実現に貢献していきたいと思います。 - 【略歴】
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2008(平20)年
2009(平21)年
同年
2012(平24)年大阪市生まれ
司法試験合格
弁護士登録(静岡県弁護士会)
浜松綜合法律事務所に入所
はままつ共同法律事務所 入所 - 【役職・活動】
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- 関東弁護士会連合会 民事介入暴力対策委員会
- 静岡県弁護士会 民事介入暴力対策委員会
- 静岡県弁護士会 すべての性の平等に関する委員会
- 静岡県弁護士会 研修委員会
阿部 卓実(あべ たくみ)
- 【メッセージ】
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大学卒業後、遠州鉄道株式会社に総合事務として入社し、15年間勤務していました。その後、一念発起して静岡大学法科大学院に入学し、この度、地元浜松で弁護士活動を始めることができました。
遠州鉄道株式会社在職中は,総務部(経理・経営企画等)に配属されていた期間が長かったのですが,バスの営業所で定期券を売ったり,バンビツアーの添乗員をしたりもしました。
不動産営業の経験もあり,宅地建物取引主任者の資格も持っています。
浜松地域に縁のある弁護士として、これまでの経験を生かし、ご依頼者様のお役に立てるよう努力していきたいと思っています。
趣味はバドミントンです。
高校時代から通算すればキャリアは30年近く,ラケットは10本以上持っています。最近はあまり練習できていませんが……。 - 【略歴】
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1971(昭46)年生
1989(平01)年
1993(平05)年
同年
同年
1998(平10)年
2003(平15)年
2005(平17)年
2008(平20)年
2011(平23)年
2013(平25)年
2014(平26)年静岡県磐田市出身
静岡県立磐田南高等学校 卒業
大阪大学文学部 卒業
遠州鉄道株式会社 入社
運輸事業部
総務部
不動産事業部
総務部
遠州鉄道株式会社退社,静岡大学法科大学院入学
静岡大学法科大学院 修了
弁護士登録
はままつ共同法律事務所 入所 - 【役職・活動】
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- 静岡県弁護士会 刑事弁護センター委員会 副委員長
- 静岡県弁護士会 司法問題対策委員会所属
- 静岡県弁護士会 綱紀委員会所属
栗田 芙友香(くりた ふゆか)
- 【メッセージ】
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私が弁護士を志すようになった最も単純な理由は,「人の笑顔が見たいから」でした。
大学時代,「人は,トラブルをきっかけに,よりよく生きることができる」ことを学び,その発想に深く感動しました。弁護士という職業は,トラブルに巻き込まれた方に最も身近に接し,共によりよい解決を探ってゆける立場にあります。
何が「解決」かは,人それぞれです。依頼者一人一人の心の奥にある願いを最大限尊重しながら,「より幸せな人生につながっていく解決」を目指したいと考えています。 - 【略歴】
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2010(平22)年
2012(平24)年
2013(平25)年
2014(平26)年立命館大学法学部 卒業
東京都立大学法科大学院 卒業
弁護士登録
はままつ共同法律事務所 入所 - 【役職・活動】
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- 静岡県弁護士会 子どもの権利委員会所属
- 静岡県弁護士会 人権擁護委員会所属
- 静岡県弁護士会 会報委員会所属
- 静岡県弁護士会 死刑制度検討PT所属
- 浜岡原発・浜松支部訴訟弁護団
- 【これまでに扱った主な事件】
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- 中東遠総合医療センター時間外手当不払事件
- 航空自衛隊浜松基地非常勤隊員セクハラ事件
鈴木 建瑠(すずき たける)
- 【メッセージ】
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私は浜松に生まれ,高校を卒業するまでの18年間を浜松で過ごしました。
大学に進学した際には浜松を離れたものの,在学中に地元で弁護士として働きたいと思い,地元に近い法科大学院(未修者コース)に入学し,3年間基礎から法律を学び,そのまま弁護士になることができました。
私が弁護士を志すきっかけとなったのは,大学時代に法律相談部に所属し,市民の方々の悩みに触れたことで,人々のトラブルを解決するような仕事をしたいと思うようになったからです。
このときに抱いた志を忘れることなく,相談者のトラブルに向き合い,最適な解決方法を真剣に考えていく所存です。 - 【略歴】
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2013(平25)年
2017(平29)年
2020(令02)年
2022(令04)年
同年浜松市出身
静岡県立浜名高等学校 卒業
立命館大学法学部 卒業
愛知大学法科大学院 修了
弁護士登録(74期)
はままつ共同法律事務所 入所 - 【役職・活動】
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- 静岡県弁護士会 子どもの権利委員会所属
- 静岡県弁護士会 法教育委員会所属
- 静岡県弁護士会 会報委員会所属
- 静岡県弁護士会 新しい民事訴訟手続に関する協議会PT所属